文部科学省 平成29年度 大学の世界展開力強化事業 ~ロシア、インド等との大学間交流形成支援 ライフケア分野における日露ブリッジ人材育成: 主に極東地域の経済発展を目的として

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東海大学学長挨拶

時代を切り拓く航海へ

山田学長

 皆さんが社会人となって働く20年後の姿を想像してみてください。そのころの世界では、人工知能や国際ネットワークが大きく発達し、人やモノ、資本の国境をこえた移動が今以上に盛んになり、幸福や豊かさの価値観も大きく変わっていることでしょう。そして皆さんは、文化や信仰の違う、さまざまな国籍の人とコミュニケーションを取り、信頼関係を築きながら働いていることでしょう。極東の中心都市であるウラジオストクを訪れ、ロシアの学生と「望星丸」の中で寝食を共にしながら語り合う今回の研修航海は、異文化に接し、これからの時代を自ら切り拓く力を磨くまたとないチャンスです。
 東海大学は日本と旧ソ連の間にほとんど国交がなかった50年以上前から、学生を相互に派遣し、研究者同士が両国に共通する課題について語り合う機会を数多く設けてきました。そこには常に、人と人の対話に基づく信頼関係こそが平和で豊かな世界を構築するための礎になるとの思いがありました。そして事実、本学の交流活動に参加し、成長した多くの日本人とロシア人が両国の架け橋となって活躍しています。皆さんにもぜひその一員になってもらいたい。将来の可能性を広げる航海にぜひ参加してください。

東海大学 学長  山田 清志

 

東海大学国際教育センター所長挨拶

水平線を越え、未来を切り開くリーダーシップ

山本所長

 日本海の水平線の彼方に、みなさんは何をみるでしょうか。1989年、みなさんの先輩たちは、70年近くに渡って閉ざされたウラジオストクへの航海に旅立ち、歴史の新しいページを作りました。
 それから約30年、望星丸は新しい使命を帯びてウラジオストクへの航海に出ようとしています。本プロジェクト、「ライフケア分野における日露ブリッジ人材育成:主に極東地域の経済発展を目的として」は、東海大学が長年取り組んできた、文系理系の枠を越えたライフケア人材の育成と、国際教育センターが取り組んできた、世界との学術青年交流の成果を融合し、世界に還元する壮大な取り組みです。
 私たちの大学の留学の輪は世界20の国や地域に拡大し、59のコースで毎年多くの学生が学んでいます。留学を終えた学生に会うと、行く前とは別人のように大きく成長し、留学経験を話してくれます。海外での1セメスターは、日本での生活の何倍もの経験を与えてくれるようです。
 ある講演で、ロシアで活躍する方が、リーダーシップについてこう話していました。「リーダーとマネージャーの違いは何か。それは、マネージャーは水平線までの見える範囲の仕事を、リーダーは水平線の先、見えない仕事をする」。今回、ウラジオストク航海に参加する多くの学生にとって、ロシアやウラジオストクは見えない水平線の先にある、未知の経験だと思います。見えない先への恐怖とためらいを乗り越えて、ぜひとも大きく成長し、日本を、そして世界を導くリーダーとなる一歩を踏み出してください。
 みなさんが世界に学び、グローバルに活躍できるよう国際教育センターでは全力でサポートしていきます。

東海大学国際教育センター所長 事業責任者  山本 佳男

 

平成30年度 ウラジオストク航海概要

ウラジオストク航海募集情報