文部科学省 平成29年度 大学の世界展開力強化事業 ~ロシア、インド等との大学間交流形成支援 ライフケア分野における日露ブリッジ人材育成: 主に極東地域の経済発展を目的として

連携大学紹介

■ 極東連邦大学(ウラジオストク)

【所在地】 Ulitsa Sukhanova, 8, Vladivostok,
Primorskiy kray, Russia 690000
【設立】2009年10月21日
【オフィシャルサイト】https://www.dvfu.ru

ロシア極東、ウラジオストクにある総合大学。19世紀に設立された教育機関を前身とする歴史と伝統をもつ。ソ連時代、ウラジオストクは閉鎖都市であったため海外からの留学は不可のであった。ソ連解体後は日本から一番近いヨーロッパとして多くの日本人が訪れ、極東の研究と学術の中心的な役割と果たしている。2012年のウラジオストクで開催されたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)をきっかけとして、他の大学と合併して連邦大学に認定される。キャパスも、市内からルースキー島の新キャンパスに移転。最新の設備と、学生寮を備え、世界中から多くの学生が集まっている。

本学との交流

1989年、本学は極東国立総合大学(現極東連邦総合大学)と学術交流協定を締結し、1990年より教員の総合交流が開始され、1994年「オホーツクヴィジョン共同研究」に調印した。1992年に、極東国立総合大学よりロシア語教員が本学札幌校舎でロシア語教員として就任(2年間)し、計5年間の教員交流が実施された。平成元年、本学の海洋調査実習船「望星丸」がウラジオストクに寄港した事が発端となり、1991年のウラジオストクで初めてとなる第3回「アジア・環太平洋学長研究所長会議」が極東国立大学(当時)と本学で共同開催された。
学生の交流に関しては、学術協力協定に基づき2007年より本学の別科日本語研修課程で1セメスター極東からの学生を受け入れ、日本語・日本文化を学ぶプログラムを実施している。2005年には、日露修好150周年記念事業として、「ウラジオストク演武会」が開催され、本学教職員、学生が柔道・剣道・居合・空手道等の武道を紹介した。2010年には、本学が幹事校となり、「北東アジア学生フォーラム」を開催、その後拡大・発展して継続されている。

■ モスクワ国立大学(モスクワ)

【所在地】 ul. Leninskiye Gory, 1, Moskva, Russia 119991
【設立】1755年1月25日
【オフィシャルサイト】http://www.msu.ru/

1755年に設立されたロシアで最も歴史と伝統のある総合大学であり、優秀な卒業生をロシアだけでなく、全世界に送り出している。モスクワ市内にある校舎は、首都の国立大学としての威容を体現する荘厳な建物で、モスクワのシンボルの一つとなっている。世界中から、多くの優秀な若者が集まり、学術・学生交流の拠点の一つとして知られている。

本学との交流

1972年、本学の創立者松前重義博士がモスクワ大学から日本と旧ソビエト連邦の学術交流への功績に対して名誉教授と名誉博士の称号が授与された事がきっかけとなり、交流が始まる。同年には、第一回「太平洋水産増殖に関する日ソ合同シンポジウム」を共催し、それ以外にも様々な共同事業を行った。
1973年には、日本と旧ソ連の大学で初となる学術交流協定を締結し、翌年モスクワ国立大学から第1期留学生7名を迎えた。以後、交換留学は継続しており、モスクワ大学からは、長期プログラム生(10名x10ヶ月)として日本語教育特別講座にて日本語を学んでいる。本学からは、短期(1ヶ月/2単位)、長期(10ヶ月/8単位)プログラムに分けて、派遣し、モスクワ国立大学でロシア語を学習し、2013年までに合計1000名を超える学生がこのプログラムに参加した。
2014年には、両大学間で理工分野での交流事業覚書が調印され、本学の理工学部とモスクワ国立大学の物理学部をとの交流を中心に、ダブルディグリープログラムに関して合意がなされた。

■ 国立研究大学院高等経済学院(モスクワ)

【所在地】 20 Myasnitskaya Ulitsa, Moscow, Russia 101000
【設立】1992年11月27日
【オフィシャルサイト】https://www.hse.ru/

1992年設立に設立された経済学院を母体とした総合大学。1990年代から急速に発展した大学で、経済学部、政治学部、東洋学部などの社会学系の研究、教育に定評がある。英語による教育にも力を入れており、世界中から学生を集めている。大学の世界ランキングでも社会学分野では高い評価を得ており、ロシアでトップクラスの大学である。

本学との交流

2009年以降、経済学、政治学、東洋学の分野で共同研究を行い、教員・研究者間の交流が活発に行われてきた。2016年には高等経済学院ヤロスラフ・クズミロフ学長と本学山田清志学長が学術交流協定締結に向けて交渉を開始することで合意し、2017年に締結に至った。英語によるサマースクール、ウインタースクールや短期研修プログラムへの学生派遣を想定して準備を行っている。

■ 国立極東総合医科大学(ハバロフスク)

【所在地】 Karl Marx St, 35, Khabarovsk,
Khabarovskiy kray, Russia 680000
【設立】1930年10月2日
【オフィシャルサイト】http://www.fesmu.ru

1930年に設立された、ロシア極東地域を代表する歴史ある医科大学。医学部のみならず、歯学科、看護学科、薬学部もあり、医療・ライフケア分野の総合大学である。博士課程にも力を入れており、実務者から優れた研究者まで、多くの優れた人材を輩出している。

本学との交流

現在、国立極東総合医科大学との交流実績はない。本事業の枠組みの中で交流を行う予定である。

■ サハリン国立総合大学(ユジノサハリンスク)

【所在地】 Kommunisticheskiy Prospekt, 33, Yuzhno-Sakhalinsk,
Sakhalinskaya oblast', Russia 693008
【設立】1949年
【オフィシャルサイト】http://sakhgu.ru

1949年に設立されたユジノサハリンスク教育大学を前身に、1998年にサハリン国立総合大学と改名、サハリン州唯一の総合大学として発展を続けている。1988年に開設された東洋学部では、優れた日本語教育を行い、多くの卒業生が日本とのビジネスに関わり、来日して活躍の場を広げている者も多数。地理的な利点を生かして、北海道の大学を中心し、日本各地の大学と交流を行っている。

本学との交流

2017年、本学の代表団がサハリン国立総合大学を訪問し、学術交流協定の締結に向けた交渉を開始。2018年、ビクトル・コルスノフ国際部長が来日し学術交流協定を締結した。2021年には、本学の海洋調査実習船「望星丸」によるサハリン訪問を実施予定。