1989年、本学は極東国立総合大学(現極東連邦総合大学)と学術交流協定を締結し、1990年より教員の総合交流が開始され、1994年「オホーツクヴィジョン共同研究」に調印した。1992年に、極東国立総合大学よりロシア語教員が本学札幌校舎でロシア語教員として就任(2年間)し、計5年間の教員交流が実施された。平成元年、本学の海洋調査実習船「望星丸」がウラジオストクに寄港した事が発端となり、1991年のウラジオストクで初めてとなる第3回「アジア・環太平洋学長研究所長会議」が極東国立大学(当時)と本学で共同開催された。
学生の交流に関しては、学術協力協定に基づき2007年より本学の別科日本語研修課程で1セメスター極東からの学生を受け入れ、日本語・日本文化を学ぶプログラムを実施している。2005年には、日露修好150周年記念事業として、「ウラジオストク演武会」が開催され、本学教職員、学生が柔道・剣道・居合・空手道等の武道を紹介した。2010年には、本学が幹事校となり、「北東アジア学生フォーラム」を開催、その後拡大・発展して継続されている。
