文部科学省 平成29年度 大学の世界展開力強化事業 ~ロシア、インド等との大学間交流形成支援 ライフケア分野における日露ブリッジ人材育成: 主に極東地域の経済発展を目的として

プログラム概要・目的

東海大学は、 教育により世界の安定と平和に貢献すること を建 学の理念とし、 冷戦期から体制の異なるソビ エト連邦(現ロシア連邦) や東欧諸国との交流 を 半世紀 以上今日まで 続けてきた。 又 、現在は 「日露交流 促進官民連絡会議」及び「日露大学学長会議」 の 発足 当初 からのメンバーとして 積極的に関与し 、特に柔 道 な どを通じた日 露首脳の政治対話の環境整備にも大きく貢献している。 本事業は、 過去 50 年に亘る学生交流を柱としたロシアとの交流実績を最大限に活用 し、日露間の関係 深化と経済発展に資する人材の育成を目的とする。日本と ロシアの両国に共通する社会問題であり、2016年12月の日露 首脳 間 で合意された 経済協力項目に盛り込まれた 「健康寿命の伸長」 と 「高い QOL ( Quality of Life )を保つ健康長寿社会の創出」 を担うライフケア人材を育成 する。 これは、日露間の経済協力項 目にもある大学交流の具体化にもなっている。 19 学部 75 学 科、医学部付属病院をキャンパス内に 有する 総合大学としての強みを活かし、本学は 1970 年代から、医学、健康、体育等の 複合領域でライフケア人材の育成 に取り組んできた。その経験と実績を もとに、 2018 年 4 月には「健康社会」で活躍する人材を育成する 健康学部健康マネジメント学科 を設置す る。本事業では、都市部との健康格差の課題が指摘される極東地域を主 な対象に 、日露双方向の学生交流 を拡大し、 産学連携による実務者研修(インターンシップ) を活用して 両国の健康社会の推進を担う実務 家 を養成し、且つ 地域の経済発展に貢献する 国際教育 連携プログラム として次の 4 つの教育活動 を行う。

(1) 海外研修 ( 2 ~ 4 週間/双方向) :中 期 ・長期交換留学に繋げる動機付けとしての海外研修を行う。特 に、 平成30 、 33 年には本学の 海洋調査研修船「望星丸」 での 継続した 大規模海外研修 を行う。

(2) 中期・長期交換留学 ( 6/12 ヵ月/双方向) :単位取得型、渡航前教育としての特別講義の履修を含む。

(3) 健診人材実務者研修 ( 3 ~ 6 週間/双方向) :ロシアで開設が進む画像診断、健診センターの実務者研 修で、医療機器メーカー、商社、医療 ・ 病院コンサルタント等との産学連携 事業として実施する。

(4) ダブル・ディグリープログラム (学位取得型) :大学院レベルでの単位の相互取得を制度化する。 尚、主に極東連邦大学(ウラジオストク)との連携で実施し、実績を応用して連携大学を拡大する。

プログラム構成図

プログラム構成図