文部科学省 平成29年度 大学の世界展開力強化事業 ~ロシア、インド等との大学間交流形成支援 ライフケア分野における日露ブリッジ人材育成: 主に極東地域の経済発展を目的として

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Online Summer School 2日目

Online Summer Schoolの2日目は、本学の教員による科学技術とヘルスケアに関する授業を実施しました。

 

最初に、山口滋教授(理学部物理学科・ユニバーシティービューロ―ゼネラルマネージャー)が「Basics of Lasers and their Applications」のテーマで講義しました。1960年に発明されレーザーが、さまざまな分野で応用されていることを紹介。近年では、アンチエイジングなどQOL(Quality of Life)を向上させるために有用なレーザーも開発されていることに触れつつ、技術シーズを実際に応用するまでの研究開発プロセスについても解説しました。

 

続いて、蔵本文乃准教授(東海大学医療技術短期大学)は、「Health Promotion Plan and Social Security System in Japan」について講義。日本社会の高齢化が進む中、健康寿命をどう伸ばすかが課題となっている実情と、その対策として政府が打ち出している「健康日本21」の概要を解説。生活習慣の改善や健康を維持できる社会環境の整備など5つのゴールを掲げつつ、禁煙の推進やバランスの良い食生活の推奨、歯の健康維持などを進めていることを紹介しました。また、日本の健康長寿社会を支えている社会保険制度についても説明。低価格で高度な医療を受けられることや医療機関を患者自身が選べるといった特徴があると語りました。

 

最後に山本佳男教授(工学部精密工学科・語学教育センター所長)が、「Great East Japan Earthquake: What Happened Then and the Scars Left」と題して講義しました。2011年3月11日に発生した東日本大震災において甚大な被害をもたらした三陸地方の津波と福島第一原子力発電所の放射線被害をとりあげ、発生直後のみならず10年経った今も地域の人々の生活に影響を与え続けている現状を説明。また、東京電力福島第一原子力発電所の事故発生後には、高い放射線環境下で状況把握も十分にできない中、各所でロボット技術が応用されたことについて、実例を交えて紹介しました。