文部科学省 平成29年度 大学の世界展開力強化事業 ~ロシア、インド等との大学間交流形成支援 ライフケア分野における日露ブリッジ人材育成: 主に極東地域の経済発展を目的として

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Online Summer Schoolがスタートしました

日本とロシアの大学生を対象にしたOnline Summer Schoolが8月9日からスタートしました。このプログラムは、日本とロシアのヘルスケアや先端技術、経済・社会開発、交流史などを学び、両国の地域の相互理解と連携強化に向けた方策を話し合うことで、両国の架け橋として活躍できる人材を育成することが目的です。8月9日から16日までの1週間のプログラムで、日本からは本学と北海道大学から、ロシアからは極東連邦大学とモスクワ国立総合大学、国立研究大学高等経済学院(HSE)、サハリン国立総合大学、極東総合医科大学から計53名の学生が参加しています。

 

初日は、山田清志学長による東海大学とロシアの交流史についての講義と学生同士が交流を深めるTeam Building & Groupe Meetingを実施しました。山田学長は、冷戦下にあった1970年代から東海大学がモスクワ大との間で学生の相互派遣を展開し、1990年ころからは学問分野別の学術交流やスポーツ交流も積極的に展開してきたことを説明。89年に本学の海洋調査研修船「望星丸」がウラジオストクを訪問して以降、極東連邦大との連携も深まり、近年ではHSEやサハリン国立総合大、極東総合医科大との学生間交流も始まっていることを紹介し、「ロシアの大学との連携をさらに充実させ、両国の学生がよりスムーズに交流できるようにしていきたい」と語りました。講義の後には、山田学長と学生たちが、さまざまな学問分野での交流プログラム実施の可能性や両国の学生の気質などについて意見を交わされ、新たな日露研究に関するテーマもいくつかあがりました。

 

Team Building & Groupe Meetingでは、学生一人ひとりが自分の出身地や趣味、本プログラムに参加した理由などを紹介。学生同士で、専門分野を選んだ理由や互いの文化に興味を持ったきっかけ、好きな曲などについて質問し合いました。学生たちは、「異なる文化的背景を持つ学生たちとともに学び、議論できるこのプログラムから得るものは多いと期待している」「日露の学生からさまざまな視点からのアイデアを吸収し、将来に生かしたい」「将来日本で働きたいという夢を叶える一歩として、充実した内容を学べると期待している。新しい分野を学び、語学力も鍛えたい」と意欲を燃やしていました。

 

本プログラムは、文部科学省の平成29年度「大学の世界展開力強化事業~ロシアとの大学間交流支援~」の支援を受けて本学が展開している「ライフケア分野における日露ブリッジ人材育成:主に極東地域の経済連携を目的として」の一環で実施したものです。本学では今年度、日露の学生が「望星丸」で共同生活を送りながら日露の専門家による講義を受け、語り合う研修プログラムを実施する予定でしたが、新型コロナウィルス感染症の世界的な拡大を受け、本プログラムを実施しました。